だーっ
ダメだダメだ!!
僕にはポポロという、最愛の人がいるんだ。
少しくらい優しくされたからと言って、少しくらい可愛いからといって、少しくらい好き……
好き?
誰が?
僕が?
ダメだ―――――!!
明人は慌ててポポロのホームページを開くと、携帯電話を高々と持ち上げた。
「す、すいません…
少し笑顔が可愛くて、心がムーブメントしました。
もう浮気はしません」
あ、明人…
その姿は、ウルトラ●ンが変身する時のポーズそのものだ。
変身するぞ…
「ふう…
今どこからか、"許す"と聞こえた気がするから、良い事にしよう」
明人はようやく、ポポロのブログを開いた――
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