ケータイ小説作家に恋をしました。2


キュン!!



は?
キュンって何?
犬???


阿川さんの涙が浮かんだ瞳を見た瞬間、明人の胸の辺りから変な音がした。


キュン?
お腹が空いたのかな?
犬???



いやまて…
何なんだこの胸の高鳴りと、心臓の暴走は!!

く、苦しい…
何か、息も出来なくなってきたぞ。

それに、なぜか顔が熱い。
アドレナリンが分泌され、全身を激しく駆け巡っている!!


ひょっとして…
これは犬になる前兆!?



恋だろ、恋!!



恋……

え―――!!
恋?
誰に恋?

阿川さんに?
僕にはポポロという、最愛の人がいるというのに!?


え―――――っ!!



しかし既に明人は、阿川さんの顔を直視出来なくなっていた。


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