ケータイ小説作家に恋をしました。2


その1つのサイトを開き、明人は思わず青ざめた。


「な、なんだ、このグルグル回る電車は…

まさか、拷問の機械か!?


い、いや…
阿川さんに、僕を拷問する理由はないハズだ。


な、なんだこの馬が上下しながら回る機械は?

あ!!
そういえば、木馬に縛りつける激しい拷問があると何かで見た事が…


な、なんだ、この高い所まで行くグルグル回る乗り物は!?

まさか、あの一番高い所から突き落とすのでは?


阿川さん…
ぼ、僕を散々拷問した挙げ句、亡き者に?

なぜなんだ――!!」



こっちが聞きたい。


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