ケータイ小説作家に恋をしました。2


明人は猛烈にツッコまれ悶絶していたが、阿川さんは構わずに退社して行った。

意外とツッコミが厳しい阿川さんの後ろ姿を見ながら、
"二度と適当な事は言うまい"
と心に誓った。



結局、阿川さんの連絡先を知らない明人は、明日行くしかなくなった。

「ふう…
結局、遊園地って一体何だ?
帰宅して、インターネットで調べてみよう」



明人は早々に仕事を切り上げて帰宅すると、早速パソコンの電源を入れた。

「遊園地…と。
一体どんな悪徳商法なんだろう?
でも、もう緑の石や青いブレスレットとか買わないぞ!!」


パソコン画面には、遊園地というキーワードで検索した結果が、無限大に表示されていた――


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