「そういう事ではなくて…」
「な、なに?
ち、ち、違う!!
じゃあ何だ…
分かったぞ。
シャコのお兄さんだ!!
俺の熱い想いを知って、婚約してくれと言うんだな。
うおぉぉぉ~
シャーコ、シャーコ!!」
「だから、そうじゃないから…」
もはや明人の声は彼に届く事はなく、シャココールはその場で1時間以上続いた…
「え…違うの?
早く言ってくれよな~
叫び過ぎて喉がかれたじゃないか!!」
お前が聞かないんだろ!!
明人は彼が落ち着いたところで、ようやく自分の話を聞いてもらえる事になった。
「見てて思ったんだけど、ケータイ小説作家のシャコに恋してるよね?
僕も同じ様に、ケータイ小説作家のポポロに恋をしてしまったんだ。
でも、理想の男性を見ると、自分とは全く逆のタイプで…」
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