ケータイ小説作家に恋をしました。2


「そういう事ではなくて…」

「な、なに?
ち、ち、違う!!
じゃあ何だ…

分かったぞ。
シャコのお兄さんだ!!
俺の熱い想いを知って、婚約してくれと言うんだな。

うおぉぉぉ~
シャーコ、シャーコ!!」

「だから、そうじゃないから…」


もはや明人の声は彼に届く事はなく、シャココールはその場で1時間以上続いた…




「え…違うの?
早く言ってくれよな~
叫び過ぎて喉がかれたじゃないか!!」

お前が聞かないんだろ!!


明人は彼が落ち着いたところで、ようやく自分の話を聞いてもらえる事になった。

「見てて思ったんだけど、ケータイ小説作家のシャコに恋してるよね?
僕も同じ様に、ケータイ小説作家のポポロに恋をしてしまったんだ。

でも、理想の男性を見ると、自分とは全く逆のタイプで…」


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