ケータイ小説作家に恋をしました。2


「よし…」

「よしって、本当に支社長のところに行ってくるんですか?」


心配する阿川さんをよそに、明人は立ち上がって支社長のいる2階に行くために歩き始めた。

「当然だよ。
一方的に言った事とはいえ、僕は阿川さんを疑ってしまった…

その罪滅ぼしだよ」


明人はネガティブな人間だが、義理と人情で生きる、おむすびマンの様な人間だった。

「行ってくるでやんすよ、こむすびマン!!」


どこにいるんだよ…


明人は阿川さんの静止も聞かず、お腹を出したまま支社長に会いに行った。


階段を上がり支社長室の前に立った明人は、ノックをしたあと一気に扉を開けた!!

「失礼します」


「あ…」


支社長は誰もいないのを良いことに、会社のパソコンでエロムービーをダウンロードして見ていた。

明人が無罪放免になったのは、言うまでもない…


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