ケータイ小説作家に恋をしました。2


「いやだから、阿川さんの事を聞いている訳ではなくて、僕はポポロの事を…」

「そ、そうですよね。ポポロの話ですよね!!
は、ははは…」


明人は意味不明な受け答えをする阿川さんを見ながら、少し怪訝そうな表情をした。

明人はひたすら探したものの、どこにも書かれていなかったので諦めて仕事の後片付けをし始めた。



10分ほどすると、また阿川さんが明人のところに来て話し掛けてきた。

「佐藤さん、ポポロの好きな男性のタイプ…
ホームページのプロフィールに書いてありましたよ!!」

「え?
そんなはずはないよ。だって朝からずっと見てたんだし、そんな記述は無かったよ…」


明人はほんの10分前まで舐める様にプロフィールを見ていたし、書いてない事は十分に知っていた。

「もし書いてあったら、お腹に顔書いて支社長と話しをしに行くよ」


.