「見えた…
お前さんは、その女性の事が好きなのではないかと、自分でも思っている。
しかし、未だ半信半疑じゃ。
それは普通に考えて、他に好きな人がいる可能性が高い…ような気がする」
「はい、その通りです。僕にはケータイ小説家のポポロという最愛の人がいます!!」
「おおーっ
今日は勘が冴えているわい!!」
「勘?」
「い、いやいや…
かん…じの良い女性なのじゃな、と」
「あ、そうです。
書く文章が明るくて、何か励まされているような気がするんですよね」
占い師はニヤリと笑って、早口で確信に触れ始めた。
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