「ぱいぽ、ばいぽの~
しゅーりんがん…
きえ――――――!!
見えた!!
その女性の名前は…
阿…阿川。
明るくて、気配りのできる気立ての良い女性じゃ」
「す、すごい!!
当たってる!!」
明人は、占い師をスッカリ信用した。
「それで、僕はこれからどうすれば…」
「ここらは有料になるが、良いかい?」
「はい、お願いします!!」
占い師は、机の下で小さくガッツポーズをした。
「ふむふむ…
なるほどなるほど…」
占い師が水晶玉に手をかざしながら、ブツブツと1人で納得している様子を見て、明人は食い付いた。
「な、何が見えるんですか?」
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