神様の意地悪

慎一は寝ころびながら体を伸ばし『千尋、今日から、ここが俺達の家だな』



『そうだね、私と慎一そして赤ちゃん今日からスタートだね』

おばぁさんが来た



『かたずいたかい?飯さ食おう、用意できたから』


おばぁさんは毎日一人で食事をしている


息子さん夫婦を事故で無くし身内は誰も居ない


だから私と慎一を息子夫婦と重ねて見てるようだ


おばぁさんは煮物や、まぜご飯や唐揚げなどたくさん作ってくれた


おばぁさんの自家製の、ぬか漬けは最高に、美味かった



おばぁさんは色々と話してくれた


いつも一人だから話し相手が居ると嬉しいって言ってた


おばぁさんの夜は早い(笑)


朝が早いから8時には寝るそうだ(笑)


私と慎一は帰る事にした



『おばぁさん今日は、ご馳走様でした』


『また一緒に食べような、困った事が、あったら、いつでも来んしゃい』


『ハイ、おやすみなさい』


我が家に帰宅した