ボフッ!!!




荒々しく投げ飛ばされても後ろの柔らかいものによって吸収された。




私の着地地点は、
それほどまでにフワフワの……





パチッ。






「!!!!!」







KINGサイズのベッド。







ベッドルームの電気がつけられ、
明るくなった部屋とベッドの大きさに言葉を失う私。








「ボケっとすんな。」





一瞬、頭の中に無かった彼の声でハッとした。







フワフワの羽毛が背中に当たって、




見上げると……


天井と、世良修吾。







気が付きゃ、私は押し倒された。








「―――…へぇ?!」



この状態に、思わず間抜けな声が出る。







私を真っ直ぐに突き刺す彼の瞳。






よくわからないけど、






ドキドキする……。