「ここは使わねえよ。」





そして、彼も。







パチッ!





「きゃッ!!!
え、ちょ、なにも見えない!!…ってひゃあ?!」






いきなり部屋が真っ暗になって慌ててたら身体全体が反転した。






これは………。





「リアクションでかすぎ。」




彼の声は聞こえるけど、
顔が見えない。




でも、想像は出来る。





……かなり不敵な笑みを。







お腹の辺りに彼の肩が当たる。





担がれてるよ私……。


御輿か?!









「ギャッ!!」