長い廊下を渡って部屋に踏み込むと、 そこは私の家のリビングと比べものにならないくらいの大広間。 特大のテレビとソファー。 めちゃくちゃ高そうなフワフワの絨毯。 床から天井まである窓ガラスの向こうには、 街全体の夜景がキラキラと輝いている。 「キレー…。」 部屋も、夜景も。