しかも自分を
『超人気若手俳優』
なんて言ってるし…。





この人超最低!!!!






「お断りしま…」
「もう一度言う。


バレたくないなら俺と付き合え。」







………っ。

目が本気だ……。







私もまけじと睨み返す。







「大丈夫。
こんなふうに手は出さねぇよ。」







グッ…!




突然私の腕を引っ張り顔をキスが出来るくらいまで近づける。







ち、ちか…っ。


切長の目に長いまつげ。



いつの間にかサングラスを取った彼の瞳に吸い込まれる。







「…わかりました…。」







この瞳、そしてこの人には、

絶対に勝てない。

そう思った。