「森村!大丈夫か?」 「部長…」 「頑張れよ!」 「部長も♪」 「ああ…この大会で最後だからな」 「お互い、頑張って突破しましょ」 「ああ…」 午前10時すぎ 陸上競技場のベンチで肌寒い中、桜高陸上部ジャージコートを来て自分の出番を待つ 「渚〜!」 向こうから里子が走ってくる 手を大きく振って… 「来てくれてありがとう」 「頑張ってね!」 「うん!頑張る!」 「一樹、誘ったんだけど練習あるからって…」 「そ…っか」 「でも頑張れって伝えろって」