根拠のない可能性だけど

信じなきゃ何も始まらないから



「わかった!応援する!」

「ありがとう」


地区予選突破も

忍との出会いも

絶対成功しますようにと祈るんじゃなくて実現してみせる


そう心に決めたよ!!



―――
――――
―――――

それから数日が過ぎ

もう街は秋一色

少し肌寒い季節になった


部活が終わり学校の前のバス停で一人で待ってた


もうすぐかな?

携帯の時計で時間を確認

今日も疲れた〜


部長ってば、張り切っちゃって今日は厳しかったからな〜


まあ、明日予選だからしょうがないんだけど…