ここにいるよ

―――
――――
―――――


「でも…良かったね〜忍、無事で」


「うんっ!」


それから数日が過ぎ、年を越えすでに冬休みが終わっていた


久しぶりの学校で里子と寒さを堪えながら屋上で話した



忍の体は順調に回復へ向かい二ヶ月足らずで退院出来るみたい



退院したらやり損なったバースデーパーティをするんだと必死にリハビリしてる



私は冬休み中、部活が終わると必ず毎日お見舞いに行った



忍は、毎日無理しなくていいよって言ってくれる


疲れてたって

無理したって

毎日会いたい

大好きだから


「プレゼントは貰ったの?」

「ううん、まだ」

「………」

「パーティ-まで我慢する事にしたんだ〜忍と」


「そっかぁ」


キラッ…

その時、里子の手首で何かが光ったのを見逃さなかった


「渚?」

「これ…どうしたの?」


「え!?」


キラキラ光るブレスが里子の細い手首にはめられていた


「きれ〜い」

ブレスを見ながら感動して里子の顔を再度見上げると顔中、真っ赤にした可愛い里子がいたんだ



「………」

「どうしたの?」

う、うわわ…

こんな可愛い里子初めて見た〜



照れ隠しで顔を必死に背けだす里子を心から可愛いと思った


「今、里子…彼氏いないよね?」


「///」

「里子?」

私まで照れちゃう


その時、屋上のドアから

「お〜い、森村!」

「何よっ!」

「忍の着替え持って行ってくんない?ついでに」


「了解♪」


一樹が紙袋を手に近づいて来た


「頼むなっ!」

「うん♪任せて」

ピースして受け取ると一樹は帰っていった


「良かった、気付かれてない」



一樹の背中を見ながら里子がため息つく