「お前に頼みがあるんだけど…」
一樹はバツが悪そうに頭をかきながら話始めた
「何だよ…改まって」
「わりぃんだけど…今から試合出てくんない?」
「………は?」
唐突の頼み事に一瞬、間があきキツネに包まれたみたいに驚いてる忍
「レギュラーの奴が一人…今朝怪我したんだ!試合出れる奴がいねぇんだよ」
「……いねぇって、後ろに一杯いるじゃん」
更衣室には他に十人程部員がいる
心配してこちらを見てるのを忍が指差す
「あいつら全員一年!今日は二年限定の試合だから!メンバーが足りねぇんだ」
「そ、そんな事…急に言われても俺…素人だし」
忍がやんわり断ろうと後退りをするけど一樹は逃がさまいとまた忍の肩を両手で強く掴んだ
「一樹〜俺…バスケしてたのって小さい頃だよ?試合に出ても逆に迷惑かけるって!」
「お前なら大丈夫だって!なっ!頼むよ!ココアでもオレンジジュースでも奢るから!」
一樹がそう言うと唸りながら考え込んでる忍
一樹は顔の前で両手を合わせて頼み込みながら私の方を見てニヤッと笑った
笑ったかと思えばいきなり質問を投げてきた
「森村…忍のバスケ見たくねぇ?」
へ?
一樹…何言ってんの?
忍のバスケ……
バスケ…
「み、見たい!!絶対見たい〜」
頭の中でイメージしたら興奮して勢いよく片腕を大きく振り上げる
「だろ?見たいだろ?」
「うん見たい」
何だか気持ちが弾んで笑顔がこぼれた
一樹はバツが悪そうに頭をかきながら話始めた
「何だよ…改まって」
「わりぃんだけど…今から試合出てくんない?」
「………は?」
唐突の頼み事に一瞬、間があきキツネに包まれたみたいに驚いてる忍
「レギュラーの奴が一人…今朝怪我したんだ!試合出れる奴がいねぇんだよ」
「……いねぇって、後ろに一杯いるじゃん」
更衣室には他に十人程部員がいる
心配してこちらを見てるのを忍が指差す
「あいつら全員一年!今日は二年限定の試合だから!メンバーが足りねぇんだ」
「そ、そんな事…急に言われても俺…素人だし」
忍がやんわり断ろうと後退りをするけど一樹は逃がさまいとまた忍の肩を両手で強く掴んだ
「一樹〜俺…バスケしてたのって小さい頃だよ?試合に出ても逆に迷惑かけるって!」
「お前なら大丈夫だって!なっ!頼むよ!ココアでもオレンジジュースでも奢るから!」
一樹がそう言うと唸りながら考え込んでる忍
一樹は顔の前で両手を合わせて頼み込みながら私の方を見てニヤッと笑った
笑ったかと思えばいきなり質問を投げてきた
「森村…忍のバスケ見たくねぇ?」
へ?
一樹…何言ってんの?
忍のバスケ……
バスケ…
「み、見たい!!絶対見たい〜」
頭の中でイメージしたら興奮して勢いよく片腕を大きく振り上げる
「だろ?見たいだろ?」
「うん見たい」
何だか気持ちが弾んで笑顔がこぼれた
