「……バカップル」
昨日の出来事を話すと、ため息つきながら呆れ返る里子
ザワザワ…
ガヤガヤ…
今日は、休みなので一樹のバスケの試合を見に来ていた
市民体育館で行われる練習試合は見渡すかぎり女子が群がる
お目当ては…
「森村!!」
二階の応援席にいる私をコートから呼ぶ一樹
一樹が呼ぶと回りの女子達は一勢にこちらを睨んでくる
「ちょっと来いっ!」
「え〜!面倒くさい」
口では渋っていたけどその場から早く退散したくて階段を駆け降りた
手招きされ控室に入ると一樹が珍しく慌ててる
「どうしたの?」
キョトンとしながら入口前で立ち尽くす
「森村!あいつは!?」
「……え?」
「あいつだよ!!」
???
一樹の珍しい慌てぶりに呆気にとられる
「今、あいつに電話したら電源切ってるみたいで飯島さんにかけたら、もう一緒にいないって!!」
冷や汗かきながら私の肩をガシッと掴んでくる
「///」
一樹の顔が近すぎて不覚にもドキドキしてしまう
「し、忍の事?」
質問すると一樹はコクンと首を縦に振った
「し…忍ならもうすぐ来るんじゃないかな?約束してるから」
「本当か!!」
「う…うん」
一樹の勢いにタジタジになる
ってか、肩から手を離してよ〜!
顔も近すぎなのに目の前でため息つかないで〜!
一樹の息づかいが聞こえてくる程、近すぎてドキドキする
「コラッ…何…赤くなってんの?」
-
昨日の出来事を話すと、ため息つきながら呆れ返る里子
ザワザワ…
ガヤガヤ…
今日は、休みなので一樹のバスケの試合を見に来ていた
市民体育館で行われる練習試合は見渡すかぎり女子が群がる
お目当ては…
「森村!!」
二階の応援席にいる私をコートから呼ぶ一樹
一樹が呼ぶと回りの女子達は一勢にこちらを睨んでくる
「ちょっと来いっ!」
「え〜!面倒くさい」
口では渋っていたけどその場から早く退散したくて階段を駆け降りた
手招きされ控室に入ると一樹が珍しく慌ててる
「どうしたの?」
キョトンとしながら入口前で立ち尽くす
「森村!あいつは!?」
「……え?」
「あいつだよ!!」
???
一樹の珍しい慌てぶりに呆気にとられる
「今、あいつに電話したら電源切ってるみたいで飯島さんにかけたら、もう一緒にいないって!!」
冷や汗かきながら私の肩をガシッと掴んでくる
「///」
一樹の顔が近すぎて不覚にもドキドキしてしまう
「し、忍の事?」
質問すると一樹はコクンと首を縦に振った
「し…忍ならもうすぐ来るんじゃないかな?約束してるから」
「本当か!!」
「う…うん」
一樹の勢いにタジタジになる
ってか、肩から手を離してよ〜!
顔も近すぎなのに目の前でため息つかないで〜!
一樹の息づかいが聞こえてくる程、近すぎてドキドキする
「コラッ…何…赤くなってんの?」
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