『な、泣いてないよ!』
『泣いてる…』
『ご、ごめんね!何か弱気になっちゃって大丈夫だから!気をつけて帰ってね』
『………』
『家、入るね!じゃあ』
プッ…
涙声を聞かれたくなくて慌てて自分から切った
あんな事言って泣いて
馬鹿だ…
私…
忍は我慢するなと言ったけどもう自分がどうしたいのか分かんないよ
自己嫌悪してその場に座り込む
「嘘つき…」
え?
いるはずないのに忍の声がした
「家、入ってないじゃん」
俯いて泣いていたのに声に驚き見上げるとやっぱり忍が立ってた
肩で息をしながら立ってる姿を見ると一瞬で涙がひく
「な…んで…?」
「ったく!一人で泣くなよ」
そう言ってしゃがんでる私を抱きしめた
「し…の…」
「頼むから一人で泣かないでよ」
地面についてた手は、かじかんで忍を抱きしめ返せない
「戻ってきたの?」
「うん…もう心配で帰れない」
忍は顔を私の肩に乗せて息を整えてる
彼の存在が感じるから抑えてる感情が爆発してまた泣いちゃった
「よしよし…」
子供をあやすみたいに頭を撫でてくれる
二人、座り込んだまま時が過ぎる
そして泣き止みかける私の最後の涙を拭い顔を近付かせ次に何をされるのかドキドキしながら待ってると
ムニュッ
頬を軽く両方に引っ張られてた
「期待した?」
「///」
「ん?」
「してない!」
もうハルの言う通りいじめっ子だ〜
がっかりしてる私を覗いてニヤニヤして楽しんでる
後から思えば私を笑わかせる手段だったんだけど…
今はふてくされていじけちゃった
「もういいもん」
「怒った?」
「別に怒っ……」
勢いよく顔を上げると不意にキスされた
最後まで言えず忍のキスに遮られた
そしてまた大好きな笑顔
その笑顔を見ると何でも許しちゃう
きっとこの先、不安になっても忍の笑顔は私を笑顔にするんだ…
いつだって
『泣いてる…』
『ご、ごめんね!何か弱気になっちゃって大丈夫だから!気をつけて帰ってね』
『………』
『家、入るね!じゃあ』
プッ…
涙声を聞かれたくなくて慌てて自分から切った
あんな事言って泣いて
馬鹿だ…
私…
忍は我慢するなと言ったけどもう自分がどうしたいのか分かんないよ
自己嫌悪してその場に座り込む
「嘘つき…」
え?
いるはずないのに忍の声がした
「家、入ってないじゃん」
俯いて泣いていたのに声に驚き見上げるとやっぱり忍が立ってた
肩で息をしながら立ってる姿を見ると一瞬で涙がひく
「な…んで…?」
「ったく!一人で泣くなよ」
そう言ってしゃがんでる私を抱きしめた
「し…の…」
「頼むから一人で泣かないでよ」
地面についてた手は、かじかんで忍を抱きしめ返せない
「戻ってきたの?」
「うん…もう心配で帰れない」
忍は顔を私の肩に乗せて息を整えてる
彼の存在が感じるから抑えてる感情が爆発してまた泣いちゃった
「よしよし…」
子供をあやすみたいに頭を撫でてくれる
二人、座り込んだまま時が過ぎる
そして泣き止みかける私の最後の涙を拭い顔を近付かせ次に何をされるのかドキドキしながら待ってると
ムニュッ
頬を軽く両方に引っ張られてた
「期待した?」
「///」
「ん?」
「してない!」
もうハルの言う通りいじめっ子だ〜
がっかりしてる私を覗いてニヤニヤして楽しんでる
後から思えば私を笑わかせる手段だったんだけど…
今はふてくされていじけちゃった
「もういいもん」
「怒った?」
「別に怒っ……」
勢いよく顔を上げると不意にキスされた
最後まで言えず忍のキスに遮られた
そしてまた大好きな笑顔
その笑顔を見ると何でも許しちゃう
きっとこの先、不安になっても忍の笑顔は私を笑顔にするんだ…
いつだって
