ここにいるよ


川上一樹

一年から連続のクラスメイト


バスケ部のエース

陸上部の私とは、何故か気が合い入学してからずっと友達


男なのに気負いせず付き合える奴


口は悪いけど優しい奴

だけど異性とは感じられない


里子の次に気を許せる友達かな


「何だよ」

「また余計な事を!」

私は自然に彼の首をしめる

「く、苦し…い」

一樹はなすがまま絞められてる


「もう!また余計な事を」

「た…んま!たんま!離せ」


「あ、ごめん」

本当に苦しげな一樹の首を一気に離した


「ゲホッゲホッ」

彼は咳して首を触る


「大袈裟だよ」

「あのな〜毎度毎度〜俺を殺す気か〜」


「きゃ〜何すんの〜」