「由月?今日からの俺のクラスってどんなクラスなの?」

由月「説明がまだだったな。ゆ…涙は1-Sってクラス。」


今結愛って言おうとした!
後で殺っとかないと。


「Sってなに?」

由月「1-Sは頭脳明晰、容姿端麗、運動神経が優れている人や族の幹部以上が入れるクラスだ。」


うーんと。

俺は容姿最悪。運動神経ダメダメ。族のことは内緒だから…


(※結愛は美人でスタイル抜群、さらに運動神経抜群で族では総長の最強)


「俺は頭脳で入るんだね!」


由月「そうだよ(本当は全部だよ…)」


お、ここの教室かな?

すごいガヤガヤしてるし…


由月は前からドジだし、

よく教師になれたね、っていうぐらい。


由月「言い忘れたがここには白蝶がいる。気をつけろよ。呼んだら入ってこい」


ーーーガラガラガラーーー

さぁ、由月はどうやって静かにするんだろう…



って、え?


由月が教室に入った瞬間、ざわつきが消えて静かになった。


どんな力もってんの??


由月「今日は転校生がいる。」

ク「どんな奴だろ?」

ク「パシリにしようぜ?」


教室内がまたざわつきはじめる。


由月「涙。入ってこい。」


ーーーガラガラガラーーー


「いつから呼び捨てだ?いつから命令する立場になったんだ?あ?(殺気)」

ク「(殺気パネェ…)」


由月「ひぃっ!ごめんなさい涙様っ!」

ク「(ユヅ先が謝った!?しかも様!?)」


「おう。俺は桜 涙。よろしく。んで由月、席どこ?」


ク「(ユヅ先を呼び捨て!?)」


由月「そこ。」


ク「(しかも怒らないっ!?)」


「おう。ありがと」


って、クラスの奴らの驚きようが半端ないな

そんなに由月って怖いのか?




てゆーかね。

なんで俺の席の周り五人、誰もいないんだ?


窓 空 空
窓 俺 空
窓 空 空

こんな状況。


まぁそのうちくるか。