「怜にぃー…秋にぃがきもいーっ!助けてーー…(涙目+上目遣い)」


怜斗「結愛…それ俺ら以外の奴にやんなよ…?」


ん?何がだろ?


まぁ怜にぃが秋にぃ離してくれたし
いっか♪


「あぁ!!私お母さんに呼ばれてたんだ…!」


あぁそういえば…と頷く兄たち。


お前らのせいでお母さんに怒られるっ!

と心で怒鳴り、走ってリビングへ。


真紀「おはよう結愛ーっ!遅かったじゃなーい」

「馬鹿な秋にぃのせいだよ…(殺気)」


ドドドドドッ

ギュゥーー

ボコッ


おわかりだろうか。


ドドドドドッ←親父が走ってくる

ギュゥーー←親父が抱きついてくる

ボコッ←親父を殴る


豪「結愛…酷い…っ…!」

「40過ぎたおっさんが抱きついてきたら普通そうなるだろ」


真紀「言葉遣いには気をつけなさい。」


「はぁい。そんで、本題は?」

………………………




真紀・豪「今日から結愛に…



転校してもらいまーす!!」





「はぁっ?」

しかも今日?

真紀「お兄ちゃん達が通ってる"鳳凰学園"に行ってもらうわ。」


「お母さん、私、女なんだけど。」

豪「変装だろ?当たり前だ。」


はぁ。

って!!

鳳凰学園って確か男子校の中で
No.1の不良校!?


しかも…確か"白蝶"がいたはず…


豪「理事長も結愛の知ってる人だ。」


真紀「制服は机に置いておいたわ。着替えたら愁-シュウ-さんに学校まで送ってもらいなさい」


愁さんか…

最近全然会ってないなぁ。


まぁ、転校反対してももう無理そうだし

頑張るかっ。