僕のこころ[短編]










「この近くに住んでるんですか?」




彼女が訪ねてきた







ここは僕の領地なので当たり前です。



なんて馬鹿なこと言えるわけがない







「すぐそこです」





「じゃあここにいつでもこれていいですね」






「菜々子さんはここから家は遠いんですか?」






「結構遠いです。けどここが好きなのでよくきます」




彼女はそういって立ち上がった












「またきますね。またあした、沙矢さんも来てくれますよね?」




またあした。なんて長年聞いていなかったからか




「・・・はいっ」



無意識に答えてしまった