「はぁ……」


ため息は幸せ逃げまっせ。


「十麻くん、シャッターチャンスを私にちょうだい?」



「あんた………
花は、俺のなんなの?」



そう言われると、なにも言えなくなる……


「はぁ~………

花は俺の彼女でしょ?」



猛烈に、目が暑くなり



ぶわぁっと涙が溢れだした


「十麻…くんっ……


大好き……グスッ」



「俺もだよ。」



頭を優しく撫でてくれる仕草にもう、胸キュンです。



「十麻くん、なんか鼻が痛い。」


「えっ、まさか


本気で鼻血出すの?」



「とにかく、保健室いってきてよ。」



相変わらず、冷静ですな。

私の


愛しい彼氏さん!