「ゆーうーやー!
おきてーーー!!!」




はい、あたし安西麻希は只今隣の家の幼馴染み、佐渡佑弥を起こしに部屋まで来てます。



「ごめんねぇ、麻希ちゃん。毎日起こしに来て貰って。」


この人は佑弥のママ、佐渡晴子さん。
看護婦をやっていて、しかも高い役職に就いているためいつも忙しい。



「いーよー!晴子さんこそ、今日も仕事頑張ってね」


「あら、ありがとう♪じゃ、行ってくるわね」


「いってらっしゃーーい!」