頑張って作れば結城くんも受け取って貰えるはず。 「よしっ、千秋ちゃん急いで行こっ」 「え、ちょっ…愛!?」 千秋ちゃんの腕を引っ張って調理室まで走る。 待っててね、結城くん。 結城くんの為にお菓子作るから! ◇◆昼休み◆◇ 「ふぅ、なんとか完成」 時計を見ると、もう昼休みの時間だった。 料理とか久しぶりだから腕が鈍っちゃったよ。