一条グループが


そんなに権力があるとは知らなかった


「バレても、絶対にお父様たちに


 北條グループを潰させたりしない


 ね?だから北條グループの奏都さんに


 こうやって買い物手伝ってもらってるの


 まぁ、これくらいいいでしょ?」


「………なんでそこまで…………」


「染まって欲しくないの

 
 私がこんなこと言うと、彼に悪いけど


 彼はまだ子供じゃない?


 1人の女の子を好きになれなくて


 権力の強いあんな素晴らしい家で


 こんな汚い世の中を知らないなんて


 私には眩しすぎるからね」