部屋に入って、


リビングのソファーにカバンを投げた



風呂に入りたくて、


風呂を沸かし始めたところで



玄関が開いた



俺は、玄関で出迎えようと足を運んだ




「おかえり、


 今まで帰ってなくてごめん……」



「…………へ?」



相手の聞き覚えのある声に、


作り笑いで閉じていた目を開いた





「椿…?」
「櫻乃くん?」





こんなこと、あるか…………?