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「美櫻…」


「なんか、寝方が椿ちゃんに似てる」


「口元はどことなく櫻乃っぽい」


「またあの男の話ぃ???」


さっきから、見ての通り


百々ちゃんは、櫻乃を毛嫌いしている


『好きな女信用しないなんて最低!!!』って


泣きながら起こってくれたのは、


言っちゃあ悪いけどすごく嬉しかった


「もうっ!いいじゃんっ


 美櫻のかっっこいいパパなんだもん!」


「はいはい。


 ここ、病室ね。騒がない騒がない」


「むうっ………」


「はぁ、
 

 なんだかんだ、愛してる。


 ってことかな?」


「そうだよ!!私は

 
 なんだかんだ、愛してる。櫻乃を」