「……うん。まあ、いいよ。泊まりも。うちでパーティーするんならね」


「やった! じゃあパーティーにしよ!」


 そんなわけでパーティーに即決定。

 これでクリスマスのナツは俺のもの。


「じゃあ、ケーキは俺に任せといて! バイト先で買ってくるから」


 バイト先のカフェのケーキは味も保障できるし、バイトだから少し安く買える。

 クリスマス仕様のケーキも売る予定だから、それを買ってこよう。


「うん。それなら、あたしは、料理作るね。頑張っていつもより御馳走にするから」


「マジで! うわーすっげー楽しみ!」



 クリスマスは、ナツの家でパーティー。


 御馳走食って、ケーキ食って、そのあとは……


 俺の頭の中では、ミニスカサンタの服を脱ぎ捨てたナツが、マッパで真っ赤なリボンをまとっただけで、横たわっていた。



『旬……クリスマスプレゼント、あたしをあ・げ・る』



 ……さすがにここまでにはならないだろうけど。


 それでもナツをおいしく頂くつもりだ。



 早くクリスマスにならないかなー♪




~END~