次の日。

『おはよー!ゆりあ』

そう言って病室に入ってきたのはそうまだ

『あ、おはよう』

昨日の薬のおかげか頭は全然痛くない

『あのさ、俺...』

そうまが何が言いかけたと同時に

『おはよー!ゆりあちゃん。薬ちゃんと飲んだってね。偉いえらい。』

先生が入ってきた。

『うん。ちゃんと飲んだ。だから頭痛くない』
私はそう答えた

『じゃあ、ゆりあちゃん。またね』先生は出ていった

『.........』お互い何を話せばいいのか分からず沈黙が続いた

『あの。今さっきの話だけど』先に沈黙を破ったのはそうまだった。


『なに?』

なんだろう。
いきなり...私は少し不安になった

『俺。ゆりあのことが好き。良かったら、俺と...付き合ってください』

ん?何言ってんだこいつ。
私のことが好き...?

『うん。私も好き。付き合おっか』

『まじで?!よっしゃあ!!!!』

『なに。喜びすぎでしょ』

『嬉しいに決まってんだろ!好きな奴と付き合えるんだから』


わたし達は付き合うことになった