私の運命

「大丈夫…っ…ごめんねっ…。」

「ももちゃんから電話もらって…びっくりしたわよ…。」

っと祖母は安心したようにいった。

叔父は祖父がなにかしないように部屋の前で見張っていた。


兄は何かを感じたように勝手口から入ってきた…

母のいつもと違う様子をみて驚いていた。兄は母に何もいわなかった…


「ゆき、病院いくわよ。」

タオルで傷ができた所を抑えていたけど、血が染みてきているのが誰の目にもわかった。


「…いい、大丈夫よっ。」

母は病院に行くことを拒否した。


「何かんがえてるの!!ももちゃんがどんだけ心配だったか不安だったかわかるのあんたは!!」


祖母は目に涙をためていった。


私は緊張の糸がとれたかのように大泣きした。



「わかった。」


っと母は涙を流しながらいった。