僕は、考えてるときにそんな不振な動きはしないよ。

でも、しょうがないか。
秋太は、初めて僕になるんだ。
そして、僕も初めて君になる。

だから、お互いに何をしたらいいか分かんないんだ。

とりあえず、、、

「ねぇ、秋太。あのさ、秋太は話せないけど君は、僕の喋ってることはわかるよね?」

そう聞くと、秋太は頷いた

「じゃあさ、とりあえずいつ戻るかも分かんないから、僕は君の学校に行く。
多少、不安はお互いにあるけど、、、一応、お互いの記憶は、あるのは気づいてるよね?」

その言葉に、目を揺らしながら宇な頷いてくれた。

「だから、僕に秋太の荷物と今日持ってく荷物のありかを教えてほしいんだ。
いいかな?」

そう聞くと、少し迷いながらも秋太は教えてくれた

その後に、机のシート?みたいのに挟んである、平仮名のかいたシートがなぜか挟まっていて、それをみるように秋太が鳴いてきた

そして、小さな僕の手でひとつひとつ、ゆっくり指していく。

ば、、、か、、、な、、、
こ、、、と、、、は、、、
し、、、な、、い、、で、、く、、れ

そ、、、れ、、と、、だ、、、れ、、と、、か、、
か、、ん、、け、、い、、な、、く、、や、、
さ、、し、、く、、し、、て、、く、、れ、、
お、、ね、、が、、い、、だ、、か、、ら、、

バカなことは、しないでくれ。
それと、誰かとか関係なく優しくしてくれ。
お願いだから。

、、、か。

そっか、秋太はそれを心配してたんだ。

「わかったよ。なるべく気をつけるようにするよ。」

といって、僕が好きだったように撫でてから、
家をでた。