あー、そうだった。

僕は僕だけど、見た目は秋太だったんだ。

てか、秋太はどこにいるんだ?

そんなことを考えていたが、目の前に出された
四角い、ちょっと焦げ目がついた物とその隣に白い物の中心に黄色の丸い形をした、食べ物が置いてあった。

見たことは、あるが食べたことがない。

一度でも、人間の食べ物を食べてみたいと、何度思ったことか。

その願いが今叶おうとしてる。

さっきまで、秋太のことを気にしていたが
僕は、好奇心旺盛な方だ。

だから、やっぱり好奇心に勝てるわけもなく、
僕は、四角いのにかぶりついた。