なのに、なんで僕は秋太になってるんだ?!

そーおもったら居ても立っても居られなくて
、この時は僕?秋太?のことなんて気にしてなんかやれなくて
洗面台の前に走っていった。

急いで鏡の前に立って自分の姿を確認した

自分?の顔をペタペタ触ったり、むにむにと引っ張ったり、ちょっとつねってみたり

だけど、夢でも何でもなくて、現実ってことが思い知らされる。

そんなことをしてると、旦那様が洗面台に来て僕を怪訝な表情で見てきた

すると、こういった
「なにを自分の顔を触ってマジマジとみてるんだ?もしかして、ナルシストにでもなったのか?」

と、マジな顔で心配されてしまった。

えーと、たしか秋太は旦那様のこと父さんと呼んでいたな。

「違うよ、父さん。朝、角にぶつけてしまってね」

と、嘘をとっさに言ってしまった。