「なんにも、ないよっ!」 私は、笑い飛ばした。 だけど、 「なんかある」 と、啓太はつぶやき、私の手を引いた。 気がついたら、保健室に居た。 でも、先生はいないみたいだった。 私は、イスに座らせられ、事情を 聞かれた。