そして、中庭についた。

「ごめん。美春。今は、美春と仲良くしたくない。ちょっと頭、冷やさせて。」

「わ、私も、希美とは、今はあまり
話したくない。」
私が、そう言うと、希美は目を大きく見開いた。
「美春……、絶交しよ。」


「えっ……」
私は、頭の中が、真っ白になった。
「の、希美、何言ってんの?美春ちゃんと、絶交するって、どういう事……⁈」
花が、慌てて聞く。