私は、啓太の家で適当に雑誌を見たりしながら、時間を潰した。
そして、六時頃になった。
「あ、そろそろ帰るね。ありがと。啓太。」
「あ、ああ〜。うん。もう、そんな時間か。」
「うん。今日は、ありがとね。」
「送るよ。」
「えっ。啓太に、迷惑じゃん」
「や、仲直り記念として……。」
「ははっ。何それ。」
そして、私は啓太に送ってもらうこと
になった。