「私…啓太とケンカしたんだ……」
私は、教室で昨日の出来事を希美に
言った。
「えぇ⁉︎⁉︎嘘⁈」
「ほんとう…」
すると…
ガラガラ。
「あ、啓太だ。」
希美の言葉に、ビクッとする。
啓太は、無言のまま席につく。

「ちょっと、啓太‼︎‼︎昨日、美春に
何したのよ‼︎」
希美が言う。希美は、KYだなぁ...。
「………」
「ちょっと!啓太!なんか、答えなさいよ!」
「…忘れた。」
え?忘れた?私は、啓太の言葉に
呆然とする。