-優梨side-




「……はや…と…くん?」


「……優梨、良かった。
また、声を聞けた。」


「えっ?」


「6日も寝たままだったんだけど?」


「え…そんなに寝てたの?」


「ああ、そんなに寝てた。」


「でも、なんで隼永くんが…?」


「心配だったから。」


その言葉を聞いた時、嬉しかった。


私ね、わかったことがあるの。
私は、



隼永くんのことが好き。