「あいつ、神崎か?!」
「超可愛いじゃん。」
「俺、彼女にしたいな。」


周りの男子が口々にそういっていたのを優梨は知らない。


「杏~。そんなにダメ?私。」


確かに不細工だけどさ、
固まんなくてもいいじゃん?!

さすがにちょっと、傷つく。


そんなことを考えてる時


「「「「「「キャー」」」」」」


女子の甲高い声が聞こえる。
今日も隼永くんのおでましですね。