「「「「キャー」」」」


女の子たちの甲高い声が聞こえる。


ここは、正門辺り。

たぶん、この声は、
隣にいる隼永くんのせい。


隼永くんはあっという間に女の子たちに囲まれる。


「優梨~。」


そんな時後ろからかけよってくる、杏。


「杏~、おはよ。」


「おはよ。
昨日大丈夫だった?」


「うん、大丈夫!!」


「よかったぁ。」