口で口を塞がれる……。


息を吸おうと口を少し開けると、
そこから隼永くんの舌が入ってくる。



少しすると足の力が抜けてくる。

すると、隼永くんが腰を支えてくれた。



長い間キスして、唇を離した。


「はぁ……はぁ……。」


「ごめん。俺、我慢できなくて…。」


「これくらい、いいよ。」


「優梨、疲れてんのにな。」


「大丈夫、疲れてない。
隼永くんに会ったら疲れなんて吹っ飛んだよ。」


そういってにこっと微笑む。