ガラガラッ


私は保健室の扉をあける。

先生はいない。
……よし、今のうちに。


「みんな、ちょっと来て。」


「「「うん。」」」


怪我した子は3人。


よかった、少なくて。


「怪我したとこ見せて。」


私がそういうとみんなそれぞれ怪我してるとこを出す。


私はそこに手を添えて、呪文を唱える。


「えっ、直った。」


「優梨ちゃん、すごい。」


「ありがとう。」


「みんな、この事は秘密ね。」


「「「わかった。」」」