そんなこと思いながら向かった桜龍の倉庫。



着いたそこには...

倉庫というか...城みたいな感じの綺麗なところだった。



『お前の事紹介するからな』


と、冬麻が言った。



そしてー。


凌が、集まれー!と、下っ端の子たちを集める。




《うぉー!美人がいる!》


と、騒ぎ出した下っ端の子たち。




美人...?


いつも真彩はいるでしょう?



《ねぇ、ねぇ。
気づいてないみたいだから言ってあげる。

みんなは、姫那ちゃんのこといってるんだよ♪》



...は?



『黙れっ!コイツは桜龍の姫。
並木姫那。俺達と同じ高校で同い年。

それとー。』


冬麻は、それとー。と続けた。




『俺の女になる予定だから手、出すなよ?』


彼は、艶っぽくそして、ニヤッと意地悪に微笑んだ。