小さい頃はずっと顔を伏せてきた。


でも、僕は変わったんだ。

この顔に自信がもてたんだ。








あの日。
冬麻が言ってくれた言葉。




『顔がコンプレックスで嫌だって?
それってさ、ただの被害妄想じゃね?

自分の顔がいくら嫌いでもそれがお前。
それに、昔は誰も考え方なんておさねーんだよ。

今になればお前をキモいって言った奴はバチが当たってるよ。

お前はお前らしく生きればいいんだよ。

お前には俺達がいる。もう何も怖くねぇーだろ?』







冬麻たちはいつだって悩みを聞いて
厳しく、でも優しく返事してくれるんだ。




冬麻たちが仲間って思ってくれる限り僕は...
強くなれるんだ。