胸の痛みを感じながらあたしはそれでも玄関へと足を進めた。




『おい。』


そんな冷たい...でもどこか温かい声が聞こえた。



私は、私じゃないだろう。とそのまま止まらずに歩いた。





ーグイッ



「きゃっ!」



ちょっと!って言う前に連れて行かれた屋上。