《不安なんだよ...凌が離れていきそうで。
姫那も言ってた。幸せすぎて怖いって。》


真彩は溢れ出しそうな涙を我慢して俺に伝える。



ーギュッ


《なぁ、真彩。
俺だってこえーよ?
でもな?怖がってるだけじゃ何も始まんねーんだよ。

お前信じて俺は進もうって思ってる》



なぁ、真彩。
これを聞いてお前が何を思ったかはわかんねぇ。

でもな、一緒にいたいって思ってくれてたら嬉しいよ。




俺だって...みんなだって。
常に怖いんだ。

でも、幸せになるために頑張ってる。

俺らだって立ち向かってこーぜ。