來夜の腰に腕は回せなかった。

でも、このまま...って思ってしまったあたしもいる。



あたしは...どうしたいのだろう。









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『おい...何やってんだよ...!』

ドスのきいた声とともに見えた姿。


冬麻たちが息を切らしながら近寄ってくる。